DCM ホーマック倶知安店が11月26日朝9時に移転オープンしました。これまで20年間同じ5号線に店舗があったホーマックですが、10月18日にいったん閉店し、同じ5号線沿いの南に500メートルほどの場所に移転し、これまでの店舗の2.5倍、約2144坪というサイズになって移転オープンしました。

それほどの大きな敷地面積を活かし、これまでの店舗にはなかった新しい取り組みや商品を取り揃えています。

本日、開店と同時にお店に実際に訪問し、札幌から来られている総務課長、木村さんに店内を案内して頂き、お話を伺ってきました。(お忙しい中ありがとうございました)


旧店舗にはない品揃え

旧店舗では見られなかったものとして、まず魚生体コーナーが挙げられます。まだオープン前、密かな噂として、もしかしたらペットショップができるのではないか、などといわれていましたが、アクアフィールドというコーナーには金魚や熱帯魚が売られています。飼育に関する商品なども豊富に取り揃えられています。ペットフードもありましたよ。

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アクアフィールドという熱帯魚・金魚販売コーナー

便利だと感じるもののひとつとして、この店舗には「マイスター工房」という木材カット、加工のオーダーメイドを受けてくれる工房が併設されています。店頭で購入した木材をカスタムオーダーすることも可能、また、併設されている「お客様工作室」ではお客さんが自分で加工したり、組み立て家具を組み立てたりと、備え付けの工具を使って作業できるスペースがあるのも特徴です。こちらは無料で開放していて、いつでも使用できるだけでなく、工具の使い方がわからなかったり、何か質問があれば専任のスタッフに聞くこともできます。このスキーリゾートエリアに特化した点で言えば、そのお客様工作室には2台のスキー、スノーボードワックス掛けのブースも設けてあり、無料で使用することができます。なかなか家の中では散らかるし、外では寒いし、というときにとても便利だと思います。

おうちスタイルリフォームというコーナーでは、リフォームの新コンセプトとして「おうちスタイル」を設置。倶知安店では18店舗目の展開となり、紙面だけではなかなかわかりづらかったり、具体的なイメージがわかないお客さんに対して、一目瞭然、という形で、その夢の具体化をお手伝いしてくれるサービスです。例えば、壁紙などのクロス、3センチ角のクロスサンプルを見ていても、なかなかイメージがしにくかったり、実際の手触りもわかりづらかったりしますが、店舗では、多様なサンプルを豊富に取り揃え、専門店さながらの「実際に目で見て手で触って」決められる大きなサンプルを用意しているのは大きな特徴と言えます。また、他店でも人気の「トイレ丸ごとリフォーム」というコーナーでは、実際に、壁紙、天井、床、そしてトイレ全てを含めたパックの値段を表示し、その全体がわかりやすくトイレ一室ディスプレイされています。トイレだけでなく、浴室やクローゼットも、まるごとディスプレイされていて、実際に触って実感できるので、パンフレットだけではどうも・・・という問題点をうまく解消しています。


ホーマックでも野菜が買えるの!?と思われる方も多いと思います。この店舗では、産直のテナントを入り口近くに備え、俱知安近郊の産直野菜、銘菓、特産品を取り扱っています。(私個人的に大好きな京極町のかふぇもかさんのコーヒー豆、コーヒーゼリーなどの取り扱いもありました!)産直のものだけでなく、観光客向けのお土産として、マスコットグッズなども並んでいます。本日のオープンから30日までの間、オープンセールとしてじゃがいも、たまねぎのつめ放題(100円)が開催されています。

新しい試み

約385台駐車可能の大型駐車場を兼ね備えており、オープン初日は車の出入りが激しく、とても賑わいを見せていました。午前10時ごろにはほぼ満車状態となっていました。オレンジ色のジャンパーを着たスタッフ50人がそれぞれの持ち場で顔で接客をしているのが印象的でした。

北海道では81店舗目となる倶知安店ですが、この店舗で、初めての試みがいくつかあります。まず、俱知安、ニセコエリアの国際的な地域性を考慮し、店内の案内板を3ヶ国語(日英中)で表記しています。又、海外のお客様に人気のお薬、コスメコーナーも充実させ、カネボウや資生堂などのメーカー別コーナーも設けています。休憩コーナーには外国人に人気のがちゃがちゃ(がちゃぽん?)も並び、今後もまだ種類が増える予定だとか。産直コーナーでは、キャンベルスープや巨大なトマト缶など、海外物も並んでいます。

目を引いたのは雑誌等の本コーナーです。ガーデニングや釣りなど、ホビー雑誌ではなく、ファッション誌、コミック、単行本、CD、DVDなども並び、これは全店舗でも初めての試みだということです。

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書籍コーナー。雑誌、コミック、単行本、CDにDVDまで並びます

ホビーのコーナーでは、俱知安エリアにはあまりなかった「手芸」コーナーもあり、毛糸や布、ボタン、様々な種類のリボンやゴムなど一通り揃うようになっています。ガーデニングコーナーには、エリアの宿泊施設での需要も考慮し、園芸資材や園芸用品の品揃えの強化をしていて、埼玉県にあるローゼンハーブという植物専門業態で取り扱いのある庭造り関連用品で人気のある雑貨を導入するなど、園芸用品と一口に言っても少しユニークな品揃えとなっています。

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園芸コーナーは、園芸雑貨も揃ってます

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あったらとても便利!な手芸コーナーもありました!

子連れに人気の玩具コーナー。特にプラモデルとパズルに重点を置いたささやかな玩具コーナーもあり、トミカのミニカーやアンパンマングッズなど、ちょっとしたプレゼントが必要なときには助かるおもちゃコーナーもあります。コスメや文具なども、品数は豊富で、特に文具は、オフィス用品というよりも、学校で必要なものはだいたいそろえられるラインナップです。(筆記用具、クレヨンや色鉛筆からピアニカまで)もちろんオフィス用品として、コピー紙やプリンターインクなども見られます。自営業や飲食店を営んでられる方には喜ばれる店舗サイン、チョーク、メニュー板なども並んでいました。

また、高齢者の方にはうれしい充実した介護用品も目を引きます。通常、杖などは通販などでオーダーしてから手元に届くまで時間がかかりますが、実店舗で好みのものを選び、そのまま持ち帰れるという点は、とても便利だと思います。介護用大人オムツもひとつの棚に何種類も取り揃え、初めて購入する人でもわかりやすいよう、きちんと分類わけされていました。スタッフに聞かなくても、だいたい理解できるようにイメージをきちんと具体的に陳列に表されていたのは親切なサービスだと思います。おむつを実際に手で触れるよう、サンプル設置も棚の中に納まるように配慮されていました。

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長期滞在者の方にも考慮した衣類コーナー。

ホームセンターという括りでは追いつかないほど、その品数は多く、旧店舗のおよそ倍。スタッフはパートさんを合わせて約50人体制。コーナーごとにわかりやすく配置され、笑顔で接客をされていました。

本日はオープン記念ということで、お客さんには携帯型エコバッグを先着1500人にプレゼント。また、子供向けにオリジナル風船を1000名様に。オープンセールは11月30日まで。詳しくは店頭にお問い合わせもしくはホーマックのHPからチラシをご覧ください。

これから続々と増える冬季スタッフ、観光客にもとても頼もしい存在になりそうです。

DCMホーマック倶知安店

〒044-0076
北海道虻田郡倶知安町字高砂91-21

0136-23-1496
9:00~21:00