雨が霙に変わり、時に白い雪に変わったときには、少しあせりを感じた人も多いかもしれません。9月末に羊蹄山の初冠雪を観測してから、ニセコエリアでは珍しく台風や低気圧が接近し、荒れた天候が続きました。突風が吹き荒れ、横殴りの雨が降り、あちこちで停電が長く続きました。その1週間後、羊蹄山のてっぺんに積もっていた雪はだんだんと麓のほうまで白さが下り、今では3分の2がうっすらと雪化粧となっています。
10月14日現在、ひらふの山にも雪が積もり、スノーシーズンに見慣れていたゲレンデの景色がよみがえって来る景観となっています。そんな足早な季節の移り変わりの中、まだまだ山の紅葉も身頃で、黄色やオレンジに染まった木々が美しく青い空に映えています。
ゲレンデに積もった白い雪と、葉の色づき、そして空が高い秋空。羊蹄山には雲が覆い、その中ではきっと雪がちらついているのでしょう。秋から冬へと移り変わるちょうどその変わり目を見ているような気分になります。
本格的なスノーシーズンの前の、ほんの少しの貴重なこの時期をぜひ、堪能してください。
それと、冬用タイヤに代えるのもお忘れなく!