2016年10月24日。朝はぐんと冷え込みが強まり、雨がみぞれとなり、みぞれが雪となり、本格的に雪が舞い降りました。山の上だけでなく、町を覆うように、昼まで粉雪が舞う冬日となりました。タイヤ交換をまだしていない人たちは、その雪が道路に積もっていく様子を見ながらとても不安に感じたことでしょう。
一時は、大きなボタン雪がこんこんと降り続き、倶知安町山田周辺では、3センチほど積もりました。羊蹄山やアンヌプリは頂上付近だけでなく、割と下のほうの尾根までくっきりと白い脈が見えるほどの積雪でした。
紅葉の色づきもまだ終わらない中の積雪で、あちこちでカメラのシャッターを切る人を見かけました。
一気に冬景色となった10月。一夜明けた本日は昨日の雪が嘘のように晴れ渡り、道脇に残る雪と素晴らしい青空はまるで雪解けの初春さえ感じました。まだ気温が安定しないような予報ですが、週末にはほぼゼロ度、最低気温はマイナスになるそうです。24日のような積雪が続けば、根雪となり、いよいよ本格的な冬到来です。にぎやかで慌ただしいニセコのウィンターシーズンに備えましょう。